糖尿病網膜症とは、糖尿病により目の奥のフィルムに当たる網膜の血管がもろくなり、出血などをおこす病気です。
血管がダメージを受けるため、網膜の必要な部分に栄養分が届かなくなり、新生血管が生えてきます。これが足場になり増殖膜がはり、網膜剥離などがおこり重症化します。(右下写真:増殖型)
緑内障に抜かれるまで、成人の中途失明原因の第1位でした。
初期では視力もよく、自覚症状に乏しいため、内科の先生から眼科受診をすすめられても、放置する方が多く、見つかった時にはかなり悪化している方もいます。
糖尿病で長期間、眼科受診されていない方は強く眼科専門医の診察をおすすめします。
初期では経過観察(眼底検査)をして、悪化していないか確認します。(検査後4-5時間は見えづらくなりますので、ご自分で自動車を運転して来院されないようお願いいたします。)
中期までであれば、
末期(硝子体出血や網膜剥離、血管新生緑内障などが合併)になっていれば、入院手術が必要になります。
緑内障診療・日帰り白内障手術
尼崎市 みやわき眼科
TEL 06-6491-2468