網膜静脈閉塞症とは網膜の静脈がつまって、眼底出血をおこす病気です。網膜の中心がまきこまれると、浮腫のため視力低下をおこします。
高血圧の方がなりやすい病気です。
自覚症状は突然の片眼の視力低下であることが多いです。
つまる血管によって、網膜静脈分枝閉塞症(下図左)と網膜中心静脈閉塞症(下図右)に分けられます。
網膜の血管の枝がつまる病気です。
網膜中心静脈閉塞症より視力がもどる可能性は高いですが、治療しても視力が改善しない方もいます。
眼底出血の原因として最多の病気です。
網膜の血管の本幹がつまる病気で、網膜静脈分枝閉塞症より重症です。
放置すると、血管新生緑内障(緑内障の中でも最も重篤なもの)を発症することがあります。
現在は抗血管新生薬の硝子体注射が主流になっていますが、高価な薬剤であり、繰り返し投与が必要な場合が多いため、当院では患者様とよくご相談の上、治療を行っております。
硝子体注射の回数を減らすため、従来のレーザー治療を併用する場合もあります。
緑内障診療・日帰り白内障手術
尼崎市 みやわき眼科
TEL 06-6491-2468